こんにちわ。
今日は四駆の改造において最大のテーマである、
「リフトアップ」という事について書いていこうと思います。

四駆を購入してカスタムするとなると最初に出てくる言葉って何ですか?
おそらくですが、多くの人がリフトアップしたいー!ってまず最初に思うと思います。

では、リフトアップって一体なんやねん、と解説していこうと思います。

まず「リフトアップ」という言葉は和製英語です。
リフトという単語は”上がる”という意味なので、
アップは要りません。
余談ですが、ローダウンもバリバリの和製英語です。

それは置いといたとして、
もしこのリフトアップという言葉を訳すと、
「車高上げ」となりますよね。おそらく。

ここからが本題です。
この「車高上げ」という言葉が今回の最大の話のポイントになります。

冒頭で申し上げた、カスタムといえばリフトアップ。

リフトアップ(車高上げ)をすれば走破性が上がる!!
世の中ではこの考えがスタンダードになっているかもしれません。

走破性の高い四駆とは、凸凹道でもタイヤが路面をとらえ前へ進んで行けるクルマ。
簡単に言えばこうだと思います。

では凸凹道でタイヤが路面をとらえるには、何が必要か?
路面を追従できるサスペンションの構造ですよね。

人が岩場を登っていけるのは足を縮めたり伸ばしたりできるから登れるのであって、もし関節の可動域が今の半分であれば、登れる岩の大きさも半分になりますよね。

いくら身長が高くても、足の関節がまったく曲がらない人だとしたら、岩場は登れませんね。

これです最大のポイントは!!
いくら「車高」が高いクルマであっても、「足」が動かないクルマであれば走破性はなにも変わりません。

多くは車高にしか注目していません。
あと〇インチ車高上げたいなあーーーー
って言葉はよく聞きます。

本題に戻りましょう。
ではなぜ、四駆は背が高いのか?
これには様々な理由があると思いますが、
理由の一つに、足をストロークをさせる「空間」を確保する為だということが考えられます。

これは考え方の一例ですが、
もしタイヤとフェンダーの隙間がカツカツなら、
そのサスペンションはそれ以上縮むことはできません。
サスペンションをストロークさせるには、十分なストローク量を発揮できる空間が必要。
この結果的に、必然と車高が高くなったと考えても良いかもしれません。

つまり「走破性を考えた結果」、車高が上がった訳で、
「車高が上がった結果」、走破性が上がった訳ではないのです。

これを知ると究極論ですが、
もっとも走破性が高いクルマとは、
サスペンションが良く動き、
背が低い(重心が低い)クルマになるわけです。

競技専用車両を想像してください。
YouTubeなんかで見るパイプでおおわれたタイヤむき出しのやつです。

細かい話は割愛しますが、
一般車のようにフェンダーの中にタイヤを収めて作る必要がないのでタイヤむき出しでOKなのでストロークさせる余地は無制限にあります。
そして、一番の重量物であるエンジンと人を低い位置に配置し安定させる。
ああいった車両、背が高いですか?低いですよね。
究極はコレなんですよね。

軽トラのキャリィを例にあげるならば、
当店では足回りをジムニーのものに入れ替えた結果、8インチ車高が上がってます。
ストロークする足を求めた結果、ジムニーのサスペンションシステムを入れるという手法を取っています。
その結果的に車高が上がった、という考え方ですね。

ブロックを入れて上げる方法
バネを入れ替えて上げる方法
これまた、バネでも固いバネか柔らかいバネか。
良いバネを入れても各リンク類がベストなマッチングをしていなければ足は動かない。

四駆の改造って本当に奥が深いです。

色んな考え方がありますが、
皆様の今後のカスタムの判断材料のひとつにしていただければと思います。
今回もご愛読有難うございました!!