「トランスファーダウンギア」はトランスファーのギア比を低くするためのパーツでギア比が低くなればなるほど大きなトルクを得ることができるため、様々な場面で恩恵を受けることが出来ます。
しかし特殊なパーツのため、本当に必要なのかメリット・デメリットを理解することが重要です。 走る場所やイジり方によっては無くてはならない程のパーツにもなる反面、用途に合わなければ装着しても全く役に立たない可能性もあるパーツです。
四駆乗りならいつかは必要になるかもしれないトランスファーダウンギアについて詳しく紹介していきます!



メリット
トランスファーダウンギアのメリットを感じられることができるのは以下の2つのパターンです。
@大径タイヤ装着車
タイヤの外径を大きくするとギア比が高くなってしまい、タイヤ自体の重量もアップすることからトルク不足に陥ります。そこでトランスファーダウンギアを装着して適切なギア比に改善します。加速性能が良くなりエンストもしにくくなります。トランスファー全体のギア比を落としたタイプがおすすめです。
A難所系オフロード走行車
ノーマルギア比ならスピード任せでしか走れない難所でもギア比が低くなれば低回転でも大きなトルクでジワジワと確実に前に進むことができるようになります。クラッチへの負担も軽減されるのでトラブルも回避できます。4Loのギア比を極端に落としたタイプがおすすめです。

デメリット
ギア比を下げ過ぎてしまうと、高速巡航においてエンジンの頭打ちが早まってしまい快適性が犠牲になる場合もあります。ただこれについてはギア比選定を事前にしっかりしておけば避けられる問題ではあります。また、4Loのギア比を極端に落としたタイプは駆動力が高まると同時にドライブシャフトへの負担も大きくなるため、破損する確率が高まります。
なおトランスファーケース内部を削らないと装着できないタイプもある他、組み付け初期にはギア鳴りの症状が発生しやすく、こまめなオイル交換も必要となります。
組付には経験のある専門ショップでの作業が必要です。

弊社では、長年のノウハウを駆使し、各車専用ギアを開発。完全Mede in Japanで安心の信頼性。
組み込みに関しては、お車持ち込みはもちろん、遠方の方はトランスファーだけを当店まで送っていただき、組み込んだものを納品する事も可能です。
圧倒的なクローリング性能の向上をぜひ体感ください。


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